■今日の「おすすめ本」■
2007年12月11日
- タイトル
- カウンセリングと人間性
- 著者
- 河合 隼雄
- 出版社
- 創元社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「カウンセリング」ついての専門的な本です。
様々な角度から、「カウンセリング」を取り上げています。
この本の中で著者は、カウンセラーについて
「われわれの役割は、いかに論じるかではなく、
いかに実際場面に処することができるかということで
あるのを忘れてはならない。
われわれは人間性について深く知るために、
文学や哲学に接することが重要であるが、
自分の役割についてしっかりとした自覚が必要である」
と言っています。
カウンセリングの場面と人間性では、
1.うそと真実
2.偏見のカウンセリング
3.責任感
4.カウンセリングと「ゆとり」
5.「考えさせる」こと
6.馬が合う・虫が好かぬ
7.個性をとらえる
カウンセラーを目指す人には、とてもおすすめの本です。
勉強になります。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
言いたいことがあれば存分に言い、 時間など無視してでも言い尽くしたい、 と言うことも人間性と呼べるならば、 言いたいことがあっても、相手の立場を考え、 | 隣人と言い争いをして、つい、言い過ぎてしまう。 (もちろん、隣人もそうなのだが…) (隣人に対してでだけでなく、両親にもだな、言い過ぎるのは) 後で、あれ | 2004-06-06 |
抑えているところが動き始めた時は、それを発展させるべき時がきた、という考え方は非常に大切。 | こころが動き出す時がある。時期が来たとでも言うのだろうか。長い時間をかけて、或いはかかって、こころが動き出す不思議。こころが動き出すすばらしさ。熟成とでも言えば | 2002-02-01 |