ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2008年2月24日

 
タイトル
愛とゆるしの心理学
著者
ジョーン・ボリセンコ
出版社
日本教文社
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
著者は、アメリカの細胞生物学博士であり、心理学者でもあり、
心理療法家でもある方なので、この本の内容も、
心理学、科学、哲学、医学に基づいて書かれています。

多くの人の体験談も豊富で、著者はこう言っています。
『私たちが失ってしまったものを「思い出す」ための本です』

例えば、
「不健康な罪悪感が作り出す不幸」
について書かれていますが、
『この罪悪感は、多くの人が持っていて、
 「もっとたくさん働こう、もっと上手になろう」
 「私には世の人々を救う義務がある」
 「みんなを喜ばしてあげなくちゃ」などなど、自分を駆り立ていて、
 自分の魂を殺している。
 この罪悪感に負けないで生き、癒されましょう、
 その内面を探ってみましょう』

とその方法や、心理を教えてくれます。

また、許しについて「他の人を許すステップ」として
以下のことを提唱しています。

1.自分が執着している問題は、自分自身に責任があることを認める
2.問題の中身を自分に、相手に、そして神に告白する
3.自分と相手の双方の長所を見つける
4.そのために何か特定の行動をとる必要があるか考える
5.神に助力を求める
6.その問題によって自分を何を学べたか振り返ってみる


なんと、実はこれは「自分を許す練習にもなる」
と言っています。
一見、取っつきにくいような、日本人にはなじみのないような
項目もありますが、この本を読むと、ああ、なるほど
こういう考え方をすればいいのね、とわかります。

自分に疲れてしまったときに、じっくり読むことをおすすめします。
この本からのことば 感想 掲載日
自分の恐怖によって苦痛を大きくさせがちです。 たとえば、先週の月曜からどうも背中が痛いけど、 パンクしたタイヤを取り替えたせいだろう… それとも、絵を コロナ禍の中で、 身体に不調を訴えている方が増えているそうです。 うん、そうだろうな、ストレスもたまっているし、 自分だってうつうつしがちだもん、と思いま 2020-06-08
「許し」はまったく私たち自身の問題であって、 相手の態度しだいという条件つきのものではありません。 自分が「許せない」と思うことは、ささやかなことから、 大きなことまで多々あるものだ。 そのたびに「許せない」と思う。 今まで数え切れないほど「許せない 2002-11-23

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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