■今日の「おすすめ本」■
2008年6月5日
- タイトル
- 道は開ける
- 著者
- D・カーネギー
- 出版社
- 創元社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ある自己啓発書「人を動かす」の著者が、「あらゆる人間に共する
「悩み」の実態と克服法」を教えてくれる本。
著者自身が「悩める人」であり、そのために、悩みについてのあら
ゆる本(心理学、精神医学、哲学、宗教、伝記他)を読み、原則を
まとめ、さらに、同じように悩める人たちの話しに耳を傾け、その
原則を実際に応用してみて、そして手直しし、7年間かけて、エッ
センスをまとめた本です。つまり、かなり実践的なものとなって
います。
例えば、こんなことが書かれています。
○悩みに関する基本事項
○悩みを分析する基礎技術
○悩みの習慣を早期に断とう
○平和と幸福をもとらす精神状態を養う7つの方法
○悩みを完全に克服する方法
○批判を気にしない方法
○疲労と悩みを予防し、活力と精神を充実させる6つの方法
○適職を見つけて成功する方法
○経済的な悩みを軽減するには
○「私はいかにして悩みを克服したか」…実話32編
書かれたのは、かなり古いのですが、今でも充分役立つ本です。
いろいろな成功者、偉人たちの事例や実話が書かれていて、読み物
としても楽しめます。じっくりと読んでほしい一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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悩みから逃れて、心の安らぎを求めるならば、 小事にこだわってはならない。 私たちはしばしば、忘れてもかまわない 小さなことがらのために、自分自身を台無 | みなさまは、今年一年の抱負や目標などを立てましたか? 私は、今年「小事にこだわらない」ということを、 ひとつの目標としました。 昨年、小事にこだわっていて | 2018-01-09 |
人間が感謝することを忘れるのは自然なのである。だから、感謝を期待して心を悩ますのことは、心痛を求めていることになるのである。 | ああ、全くその通りだと思う。人間は勝手で、自分がしてあげたことは覚えてて、感謝されるべきだと思っている。忘れるなんてとんでもないと思っている。けれど、自分がして | 2002-06-26 |
我々は人生の大きな厄難には勇敢に直面するが、それでいて小さな、つまらぬことに打ちのめされがちである。 | 大きな問題だと、開き直ることも出来るし、問題解決に取り組む決心も出来るが、些細な問題は、先送りしがちだし、見ないようにしたりもする。しかし、毎日の生活の中では、 | 2002-06-25 |