■今日の「おすすめ本」■
2008年6月1日
- タイトル
- 最初は良かったのに…この人、いったい何考えてるの?
- 著者
- 高橋 愛子
- 出版社
- コスモトゥーワン
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「最初は良かったのに…この人、いったい何考えてるの?」には、
あまり答えがなくて、どちらかというと、副題の
「プロのカウンセラーが教える夫婦会話のコツ」が書いてあります。
長年、夫婦関係のカウンセラーやセラピストをしてきた著者は、
夫婦の会話がうまくいってないという家庭が多いと気がつき、
そんなご夫婦にむけて、どうやって会話を取り戻すかを
とてもわかりやすく具体的に教えてくれます。
例えば、こんな会話ができるようになるといいという。
「最初から、深い会話をしようと身構えていると、
かえって話しづらくなります。
毎日の何気ない会話を増やしていくうちに、
ふと気がついたら真剣な話をしていた、そういう
形をめざしてがんばってみてください」
具体的には、「私メッセージ」方法を教えてくれます。
1.「私は」を主語にする
2.今の状況・事実を忠実に伝える
3.それによってどういう影響があるか、具体的に言う
4.私の本音(いまの気持ち、好き嫌い、要望など)を言う
5.あなたはどう思うか、と問いかけて相手の気持ちを
尊重する
6.私の話を聞いてくれてありがとう、と感謝の言葉を述べる
とてもいい方法だと思いますが、この具体的な使い方に
ついては、ぜひ、この本を読んでみてください。
そして、夫婦の会話取り戻しましょう。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
自分の思いをきちんとした形で夫に妻に伝えたい。 そう考えたときに効果的な会話術があります。 それは、「私メッセージ」と呼ばれる話法で、 以下の6つのポイン | この「私メッセージ」は、夫婦や恋人同士だけではなく、 子ども、親、兄弟にも、仕事でも、友人関係にも使え、 コーチング、心理の観点からもいいとされている会話法 | 2014-08-22 |
あれも言いたい、これも言わなければと 思うときほど、ちょっと立ち止まって、 自分の心、相手の心にどれくらい “ゆとり”があるかを 振り返ってみること | たくさん言いたいことがあると、 ついつい、なんでもかんでも あれもこれも、 一気に話してしまおう、 聞いてもらおうと思う。 しかし、一気に言われた | 2006-10-11 |