ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2008年7月7日

 
タイトル
パイロットが空から学んだ一番大切なこと
著者
坂井 優基
出版社
インデックス・コミュニケーションズ
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
パイロットがものすごい職業なんだと実感した本でした。
パイロットは、「情報処理業」だと著者は言っています。

500人もの命がかかっているので、一回ごとのフライトの
準備や、判断、計画、運航、責任の重さなど、どれをとっても、
覚悟が違うと思いました。

マニュアルについて書いてあるところがありますが、
とても参考になりました。
まとめていうと、

●マニュアルには、警告、注意、注があるが、欧米人は、
 注はあまり守らないが、これだけははずせないという
 ものは、ほとんどはずさない。しかに、アジア人は、
 注まできちんとやろうとするため、余裕がなく、警告を
 忘れることがある。
●マニュアルを作る前には、マニュアルの管理規定を
 しっかりとつくりあげることが大事。
 日本は、管理規定があまい。
●マニュアルは、誰が読んでも1つの意味にしか、
 とれないように書くことが重要。
●書き手が当然だろうと思うことを抜いて書くことが
 あるが、これでは、マニュアルと言えない。
●マニュアルと直すときには、勝手に直さず、
 誰が関与して直したのか、すべて記録に残す。
●「警告、注意、注」、重要なところは色を変えたり、
 大きな文字にして、見る人がわかりやすく工夫する。

その他、
後輩に教えるのは義務ではなく、当然で
「先輩の恩は後輩に返す」ということが、受け継がれて
いるとか、本当に勉強になることがいっぱい書かれています。


著者は、
「私にとっては空ほど美しい職場はありません」

言っていて、空から見た日本、世界はとても美しいと
いうことです。
この本からのことば 感想 掲載日
努力を続けていくと、どこかで大きく 技量や考え方がジャンプする時が来て、その後は それまでとはまるで違うステージに立つことができます。 どんな仕事でも この本は、現役(本出版時)の 国際線ジャンボジェット機の機長が書いた本で、 飛行機の機長という仕事がどんなものであるか、 そのすごさがわかりやすく書かれて 2010-01-14
フライトしている時に、副操縦士が 「これはこうではないですか」 「こうした方がよくないですか」 とアドバイスや意見具申をしてくれる時があります。 か 言ってくれた勇気に対して「ありがとう」 とても感動しました。 なかなか、こんなふうには 思えないものです。 私の中でまた、「ありがとう」の 意味が 2005-08-11

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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