■今日の「おすすめ本」■
2008年7月2日
- タイトル
- 「人間関係ぎらい」を楽しむ生き方
- 著者
- 坂崎 重盛
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ちょっと大人の本です。
著者はこの本について
「この本には、街で言えば、
道幅広く交通量の多い高速道路や幹線道路を、
先を競っていくのではなく、
ちょっと不便でもいい、曲がりくねったところがあってもいい、
細い道や路地を楽しみつつ歩くような生きかたに、
価値を見出そうとするもので、人をさしおいても出生をしようとしたり、
堂々たる社会エリートになるためのものとは
逆方向を目指して書かれています」
と言っています。
例えば
「有用な友人ばかりでは孤独はいやせないことがある」
「ダメな人といっしょにいると、洞察力が深くなるし刺激も受ける」
「切実な必要性を感じたときに自分が変わる」
「心ならずものYESで、人の心は汚れてくる」
「ものを知らないことの上品さについて」
「人づきあいは苦手、こそノーマルな性格」
読んでいて「うんうんそうそう」と思うことが
いっぱい書いてあります。
じっくりと読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
諦観やあきらめという感情は、ともすれば、 人生に対して消極的な、否定的なニュアンスを 持たれがちだが、じつは、この感情は、 脆弱な心から生まれるものではな | このごろ、「あきらめる」ということが できるようになってきた。 迷ったりせずに、未練を残さず、心から 「あきらめる」ことができるのだ。 区切りをつけるこ | 2005-02-18 |
昨今の、 友少なき人は人にあらず、のような 「友達財産」の保有を勧誘するような風潮は、 どうもいかがわしく思える。 友達は少ない、と自ら言う人間でも | 同感だ。 私も、友達はいっぱいいればいいってもんじゃない、 と思っている。 たくさんの友達はいらない。 そんなにつきあっては行けないし、 つきあう余裕 | 2003-06-03 |