■今日の「おすすめ本」■
2008年12月18日
- タイトル
- どうしても「心が満たされない」人たち
- 著者
- ローリー・アシュナー ミッチ・マイヤーソン
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
中で「どうしても心が満たされない人たち」がいることに気づき、
その人たちについて書いています。
この本の中で、つねに何かが足りないという感じをもつ人は、
自己そのものを否定しようとしていることがしばしばあり、
どこかに「自己」を置き忘れてきた以下のような人が多いと
言っています。
・傷ついているのに、それを隠そうとする人
・怒りや憤りなど、ごく当たり前の感情を押さえこんでしまう人
・「すべてうまくいっている」と、そうでもないときにもいう人
・必要なときにも助けを求めない人
・自分の心地よさよりも「見栄えのよさ」を気にする人
・もし本当の自分を知られたら、まわりから嫌われてしまうと、
心のどこかで信じている人。
そう思う人たちの多くは、すでに「充分に」成果を上げていたり、
自分の望みを叶えているにもかかわらず…
「何かが足りない」「何か満たされない」と言うのです。
こういう人に、何が足りないか、何がそう思わせるのか、
どうしたらいいのか、などを心理学的な観点から教えてくれます。
事例が豊富なので、比較的読みやすいと思います。
思い当たる人は、じっくりと読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
かつての最良の解決策が、 現在では 問題点になっていることに気づく | 人は、かつてうまくいった方法、やり方で、 物ごとを対処することが多いそうである。 そして、その方法ややり方にこだわる。 その方法や、やり方では、 も | 2006-01-18 |
苦悩によって現状を改善しようとすることはやめることだ。苦悩に満ちた人生を歩むものは擁護される、という考えは幻想である。 | 幻想か… | 2002-07-05 |
新しく何かを始めようとするとき、不安はつきものであると割り切る。不安は、新しいことをはじめる時に生じる「当たり前の感情」である。 | 新しいことをはじめたいと、今年の初めから思っているが、なかなか踏み出せない…一歩がなかなか踏み出せない。自分にいつもいい訳している。忙しい、あっという間に時間が | 2002-06-30 |
「あなたの目標」あなたの目標があなたにふさわしいものであるかを云々する他人の意見によって、立ち止まる必要もない。他人の思惑をどうのこうのするためにエネルギーを費 | 私の目標を知りもしないのに、自分の尺度であれこれ評価する人がいる。その評価はだいたいが「出来ないだろう」というものだ。そんな評価はされたくないし、して欲しくもな | 2002-01-09 |
「何かが変わるのではないか」と期待しながら努力しつづけることは、欲求不満がたまる行動である。 | 何かがだけでなくて、誰かが変わることを期待することも、そうだと思う。何でも、自分も含めて、そんなに簡単には変われない。変わるには時間がかかる。変わるには勇気がい | 2002-01-08 |
人に対する根本的な信頼感を持たない人は… つねに探りを入れ、 実際に何かがあるなしにかかわらず、 状況を読もうとする。 失望を味わうのではないか | あまり気持を読まれるのは気持のいいものではない。 でも先取り読みとりをする人は確かにいる。 人の心を勝手に推し量る、勝手に解釈する。 そしてそれは、誰 | 2001-11-28 |