■今日の「おすすめ本」■
2010年1月15日
- タイトル
- 随筆集 念ずれば花ひらく
- 著者
- 坂村 真民
- 出版社
- サンマーク出版 (2002/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
自分の人生や、苦しいときに念じていた母のこと、めぐりあいの
ふしぎ、真実の自己を求めることなどが書かれています。
ちなみに、
「念ずれば花ひらく」の詩はこのようなものです。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
何事も「あきらめず念ずれば、花は開く」ということです。
そして、坂村さんは、こう言っています。
「念というのは、今という字と、心という字から出来ている。
つまり、いつもそう思うということである。
一つのことを、いつも思い続けていると、50兆あると言われて
いる体の中の全細胞が、今日の言葉でいうと、遺伝子が、
そうなっていく」
とても読みやすく、すっと心に入ってくるお話が多いです。
心がすさんでいるとき、汚れているなぁと思っているときに
読むと、心が洗われるように思います。
じっくりと読んでみてください。