■今日の「おすすめ本」■

2010年2月5日

　

タイトル

人間、とりあえず主義

著者

なだ いなだ

出版社

筑摩書房

おすすめ度

※おすすめ度について

精神科医で作家のなださんの、日頃考えていることや思っている
ことを、おもしろおかしく書いてある本です。

なだ的とりあえず主義を著者はこう言っています。
「ぼくは生まれてから、とりあえず生きてきた。
　いつもとりあえずで、本格的に生きてきたことがないのが、
　ぼくの最大の欠点ということになろうか。
　人生仮採用のままで、本採用にならずに退職するようなものだ」

ちょっと大人のエッセイって感じで、私は好きです。
ちょっと笑えて、考えさせられて、そして、うなずいたり、
なるほどと妙に感心したり…そして、読むと知識も得られて
お得な本です。