■今日の「おすすめ本」■
2010年7月16日
- タイトル
- モタ流幸せをつくるコツ
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- 双葉社 (2001/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者は、自分が今、幸せなのは、こんな心構えからだという。
「心の要求水準はできるだけ低く設定した。
「幸福」というものについての私の結論はこうだ。ひたすらコツ
コツと、なすべきことを一生懸命にやる。人間関係の輪を広げる。
腰を低くして、人にかわいがれ、信用される。要求水準を高く
持たず、適当な線に設定する。(略)
幸せでありたいと願うのならば、周囲のものごとを不平不満の
タネにするのではなく、それはそれとして受け入れる心が必要
だろう。そして、幸せとはこういう状態だという思い込みを
捨てることである。」
つまり、自分の「要求水準」を下げること、幸せへの思い込みを
捨てることがコツだと言っています。
例えば、こんな話しが書かれています。
○幸せになるためには、まず幸せであることを望むことだ
○なんでも人と比べる人、自分は自分と思える人
○先のことを心配する人、しない人
○1人でいても寂しくならずにいられる方法
○運が悪いと思っている人
○仕事の不平不満が自分を不幸にしていると思っている人の
ために
○人から好かれたいと思っている人に
○人間関係にとらわれすぎるのも問題だ
○あなたは生き甲斐を持っているのか
○自分の気分に敏感になりすぎるのは問題だ
○いつも心に水をやろう
○何かを大切にする気持ちを持ち続けたいものだ
とても読みやすい本で、むずかしい本ではないので、気軽に読め
ます。なるほど、こんな考え方をすればいいのか、と思えるところ
がいっぱいあるので、おすすめの本です。
特に中高年の方におすすめかな。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人は、自分の過去とまったく関係なく 生きていくことはできないだろう。 それはいい過去にしろ、あるいは自分にとって 思い出したくないような嫌な過去であれ。 | 同じような、辛い過去を持ちながら、 「今まで、こうしてこれたのは幸いだった。 いろいろあったけど、今は幸せだ」 と、言う人もあれば、 「あのことがあっ | 2007-10-24 |