■今日の「おすすめ本」■
2010年11月16日
- タイトル
- 「やりたいことだけ」をやる。心は上天気!
- 著者
- 堀田 力
- 出版社
- 三笠書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
やり手の著者が、その職を退いて、ボランティア生活に
身を投じたことは、かなり話題になりました。
その著者が、検事生活と、ボランティア生活を通して、
わかったこと、感じたこと、考えたことなどを基にして、
「したいことをして、したくないことをできるだけしない」
「まわりに認められながら、自分流を貫く法」などの、
「生き方の基準」を書いた本です。
とてもわかりやすくて、すっきりとしています。
この本を読んでみると、著者の容貌からはとても、
想像つかないような、一本気で、とことん考え抜く姿勢が
伝わってきます。
例えば、こんなことが書いてあります。
●こんな“世間の基準”は無視していい。
●心は、“自己防衛”ばかりでは弱くなる
●“孤独の意味”がわかっている人は強い
●不満人事をされて考えたこと
●こんな“次善の策”が意外に役に立つ
●「よかれ」と思うことがなぜ相手に通じないのか
●“逃げ”にならない、こんな断り方
などなど、参考になる生き方が、いっぱいです。
もっとも堀田さんだから、やれた…というようなところも
ありますが、考え抜くその力は、見習いたいところです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
義理にとらわれているのは、 本人の意識過剰な場合が けっこうあるのです。 パーティなど、 あなたが出席しようがどうしようが、 周囲の人はあなたが考 | 私などは、立派にこの部類に入る。 出席がいやなものほど、 義理立てて考えたりする。 そして、行かねば…などと 妙に義理堅い気持ちになり、 何となく | 2005-06-20 |