■今日の「おすすめ本」■
2011年4月12日
- タイトル
- 雨が降っても立ち止まらないで
- 著者
- シンシア カーシー
- 出版社
- イーハトーヴ (1999/07)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
つまり雨が降っても、自分の望みを叶えるために、立ち止まらない
勇気ある人々54人のお話を集めた本。
著者は、こう言います。
「「アンストッパプルな人は、特別ラッキーと、というよりむしろ
アンラッキーな環境にいて、生まれつき才能に恵まれていたわけ
でもなく、疑いも恐れも持ったごく普通の感覚の人たちでした。
ただ、彼らがふつうの人と違った点は、自分のやりたいことを
ハッキリと知っていて、妥協することなくひたする夢を追い続け
情熱を燃やし、愛をもって仕事に取り組み、いろいろな人たち
から手助けを恥じなかったことなのです。
また、たとえ理解のない周囲の傍観者が、
「そんな無謀で現実的じゃない夢なんて、忘れてしまいなさい」
と横やりを入れても、すこしもひるまず、自分と夢の間にある
様々な形をしたハードルを、勇気とひらめきを持って飛び越えて
きた人たちだったのです。
彼らだって、どしゃ降りの雨に打たれ、いっしゅん歩みを止めた
ことがあっかもしれません。それでも、彼らは、冷たい雨が降っ
たときこそ、新しい路を見つけ出す絶好の機会ととらえて、悩み
考え抜き、慎重に計画を練り直して、また次の一歩へふみだして
いったのではないでしょうか」
元気や勇気がもらえる本ですが、「こころのチキンスープ」や、
他のこの手の本の話とだぶっている話が結構書かれています。
もっとも、このような元気をもらえる話は、何度読んでも力を
もらえるので、おすすめです。
前に進むことをためらっている方に、ぜひおすすめしたい本です。