■今日の「おすすめ本」■
2011年5月26日
- タイトル
- 一度なら許してしまう女 一度でも許せない男
- 著者
- デヴィッド・M. バス
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
気、愛、セックス、地位」などを研究を通して、それらの行動に駆
り立てるものは何かついて教えてくれる本。
著者は、男女の「嫉妬」という感情を軸に仮説を立て調査研究して
います。この嫉妬という感情が、男女間の進化の1つではないかと
いうことからです。男女の違いを「進化」という流れの中で捉えて
いる本で、少し専門的な本です。
例えば、こんなことが書かれています。
1.進化は、男と女を運命づけた!
・男と女を行動に駆り立てるものとは?
・女性はなぜ浮気をするのか
2.種を繁殖させるための攻防戦
・浮気を見破れない人間は、子孫を残せない
・女は、自らの価値を高めるために男に嫉妬させる
3.男の嫉妬、女の嫉妬の違いは?
・男と女、どっちが嫉妬深い?
・性的な裏切りが許せない男、精神的な裏切りが許せない女
4.惚れていながら疑い、疑っていながら熱愛
・配偶者として価値が高い人、低い人
・進化は、疑い深くなるようにし向けた
5.自分のものにできないなら、誰にもわたすものか
・男は嫉妬すると、なぜ暴力をふるうのか
・殺人の犠牲者となりやすい女とは?
6.なぜ危険を冒して、そこまで…
・男と女は、なぜ危険を承知で浮気に走るのか?
・浮気をしやすい人、しない人
7.女性はなぜ浮気をするのか?
・浮気相手は左右対称の男性
・進化は「配偶者保険」を生みだした
8.浮気への対抗戦略
・男は愛のディスプレイ、女はセックスアピール
・心を鍛え、自分を元気付ける
9.愛とセックスに嫉妬は必要か?
・嫉妬を積極的に利用する
・進化は心の知恵を授けてくれた
様々な角度から男女の行動調査から、導き出した結果を元に分析さ
れています。男女の違いに論拠を見つけたい方にはおすすめの本で
す。