■今日の「おすすめ本」■
2011年7月8日
- タイトル
- 願いがかなう人になるシンプルな方法
- 著者
- 石原 加受子
- 出版社
- 大和出版 (2005/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
生きることをすすめている著者が、自分の感情とのつきあい方、
活かし方などを具体的に教えてくれ本。
著者はこう言っています。
「あなたはは、もしかすると、感情は抑え込んで鎖につないで
おかなければ、暴走してしまうと信じていませんか。
だとしたら、それは大きな思い違いです。
むしろマイナス感情は、抑えれば抑えるほど、エスカレート
していきます。あなたが自覚しているいないにかかわらず、
誰もが「感情を基準」にして生きています。
無意識に、自分の感情や意思を貫こうとします。
だから、感情にフタをしたり、抑えたり、無視しても無意味
なのです。
生き甲斐や、やりがい、好奇心、関心、興味といったものは、
感情から生まれてくるものです。感情があるからこそ「満足感、
充足感、喜び」があります。
「感情」は、成功の幸福の源泉なのです。」
ということで、自分の感情を感じてみよう、そしてその感情を大切
にしようと言っています。
例えば、こんなことが書かれています。
1.うまくいかないとき、あなたはどうしていますか?
・どうして、イヤなことに振り回されるの?
・感情にアクセスすると、こんなに「いいこと」が起こる
・「イヤな気持ち」は、自分を大事にしなさいというメッセージ
2.誰のために感情を抑えてしまうの?
・「他者中心」の意識は、こうして生まれる
・人はみんな、感情を基準に動いている
・感情を抑える努力はムダなのです
3.感じることを怖がらないで、恐れないで
・感情にフタをすると、生きることがつらくなる
・自分がどう感じているかわからない…あなたへ
4.「自分の気持ち」をごまかすのは、もうやめよう
・「ほんとうの気持ち」を探しにいこう
・もっともっと「気持ち」を大切に扱おう
・「気持ち」にこだわったほうがよい結果となる
5.あなたの「好き嫌い」には、意味があります
・自分が気持ちのよいほうへ、気持ちのよいことを
・「嫌い」な人とは、どうつきあえばいいの?
・「したくないこと」は、しなくてOK!
6.感情を引きずらないためのシンプルな考え方
・自分の気持ちを優先したら、人を傷付ける?
・「わたしはいま、どんな気持ち?」といつも自分に聞く
・ほんとうの気持ちを伝えたら、争いは起きない
じっくりと読んでみるといい本だと思います。
今までの自分のやり方や、考え方がひっくり返されるかもしれ
ません。
いつも自分の生き方に疑問な方に、とくにおすすめの本です。