■今日の「おすすめ本」■
2012年4月23日
- タイトル
- 皮肉屋さんにも効く人生のクスリ
- 著者
- カレン サルマンソン
- 出版社
- ヴォイス (2003/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
哲学、量子力学、禅思想を融合させた、
「悲観的で、ネガティブで、懐疑的で、シニカルな人も読めばきっ
と元気になれる44のスピリチュアルなアフォリズム(警句)
集」です。
著者はこう言っています。
「きみの頭脳には1日およそ6000の想念が浮かぶ。そのうち
59999までも皮肉っぽいネガティブな考えに浪費してしまう
か、あるいはもっと有益な使い方にまわすかは、きみ次第できま
る。
今度ネガティブな考えが浮かびそうになったら、ぜひ、そのこと
を思い出してほしい。
それからもう一つ。
脳は1千億個の細胞でできていて、そのチビたち1個ずつが最低
2万個の細胞と結合している。組合せが何通りあり得るか計算し
てみると、なんと全宇宙に存在する分子の総数より多いのだ!
そんなにも膨大なコンビネーションから好きに選べるなら、1日
くらいちょっと新しい脳細胞の組合せを試みてもいいんじゃない
か?」
例えば、こんなことが書かれています。
「どうひっくり返しても、きみに必要なものを持ち合わせていない
人間がいるものだ。そんな相手をたずねてドアを叩き、呼び鈴を
鳴らし、無理やり要望をかなえさせようとしても時間の無駄でし
かない」
かわいいアザラシのイラストいっぱい、そして短くわかりやすい文
体で、楽しくも深い、ちょっとばかし哲学的な観点から教えてくれ
る生き方の本です。楽しめますよ。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
この世には苦痛が存在する。 生きていると、痛い目にもあう。 それもかなり、痛い。 たとえ、きみがいい子でしていても おしりをひっぱたかれることが | この本の著者は、これについて、 「この世は無慈悲というより不可解である」 と言っているが、 私も、この世は不可解だと思う。 だから、 自分の考えや | 2006-12-28 |