■今日の「おすすめ本」■
2012年6月5日
- タイトル
- お金とモノから解放されるイギリスの知恵
- 著者
- 井形 慶子
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
行っている著者が、イギリスの生活習慣、考え方、生き方などを
細やかに紹介している本。
日本との比較で話しているので、その違いがはっきりと浮き彫りに
なりますが、少しイギリス礼賛が多く、
好き嫌いがはっきりとわかれるかもしれません。
日本にもいいところ、いっぱいあるわ…と。
私は「なるほど、こんな考え方、生活の仕方もあるのね」と
かなり参考になりました。
例えば…
「外出のときのみ装う日本人、家でもおしゃれなイギリス人」
ここには、こんなことが書いてあります。
「イギリスでは家で夫の二人きりでもおしゃれをする。
高齢の女性でも夫と連れだって公園を散歩したり、
家でテレビを観ている時にも身だしなみをキレイに
整えている。
いや、夫もおらず一人で生きている老女でさえ明るい色の
服を着て花のような口紅を塗り、稟と暮らし続けている。
そんな高齢者がイギリスではとても多い。(略)
人と会う時も会わない時も彼女はおしゃれを楽しみ、
女性としての誇りを持って生きている」
つまり、
オシャレが、人のためや、流行になっておらす、
ちゃんとその人のためのものになっていると言うこと。
こんなイギリス人の生き方、考え方、とても羨ましいと思う
部分が多いのですが、これも、文化なんでしょうか…
いろいろと考えさせられることの多い一冊です。