■今日の「おすすめ本」■
2012年12月5日
- タイトル
- 結婚しても愛を楽しむフランスの女たち結婚したら愛を忘れる日本の女たち
- 著者
- 吉村 葉子
- 出版社
- 双葉社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
書いてあるけれど、「本当に違うけど、少し見習おう」
と思うことがいっぱい書いてある、とても好きな本です。
例えばこんなこと。
「他の誰でもない、夫の前で輝いていたいと、フランス女性は
思っている」
フランスの女性たちは結婚記念日をご主人にちゃんと伝えるという。
なぜなら
「彼は忘れたくて忘れてしまうのではなくて、思い出せないかも
しれないもの。結婚記念日を忘れてしまったことに彼が
気づいたらそれこそ悲劇ですもの。
だから事前に、ちゃんと思い出させてあげなくちゃ。
私が覚えていて、相手の非をとがめるのでは、喧嘩を
売るようなものだもの」
「仕事がオフの週末はジェーン・バーキンのように
コットンのワイシャツにジーンズ、すっぴんナチュラル・
メイクで決める。あるときは背筋をしゃんと伸ばして
シルクのブラウスに香水をふりかけ、ときにはリセの
先生のようにきりっと硬い感じのスーツを上手に着こなして
見せる。フランスの女性たちは、それぞれの舞台に合わせて
イメージ・チェンジに挑戦をいとわない。
それもこれも、いつもと違った自分を恋人にみせることで、
お互いの恋心にさらなる炎をともすためのモチベーション
なのである」
うーん、大人の国…羨ましい…と思うような、エピソード、
お話がいっぱいのステキな大人の本です。
おすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
のどもと過ぎればではないが、 私たちは往々にして 忘れてはならないことを忘れ、 思い出したくもないことを よく覚えているものだ。 どうでもいい | 肝心なことは忘れ、 つまらないことはいつまでも覚えていて、 くよくよすることがある。 ああ、悔しい… 嬉しかったことは記憶が定かでなくなり、 とて | 2005-08-10 |