■今日の「おすすめ本」■
2013年1月28日
- タイトル
- 話のおもしろい人、つまらない人
- 著者
- 高嶋 秀武
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
教えてくれる本。ただし、テクニックを教えてくれる本ではあり
ません。
著者はこう言っています。
「話がおもしろいかどうかというのは、テクニックの問題では
ない。テクニックをマスターすれば誰でも話がおもしろく
できたら、こんなに楽なことはないだろう。
僕はおもしろい話ができるテクニックは知らないが、おもしろい
話をする人や話のうまい人から学んだヒントなら多少はわかる。
世の中に数多くの「芸」が存在するが、「芸」の基本はすべて
模倣から始まる。先達のいい芸を盗んで模倣し、それから自分の
芸を構築していく。おしゃべりも同じである。
話のおもしろい人のエッセンスを取り入れ、真似をするところ
から始めるしかないのだ」
ということで、楽しい話をする人々から得た、ヒントや、コツを
教えてくれます。
「話がつまらない10のタイプ」は、こんなタイプだそうです。
①鈍感タイプ(場の空気が読めないのか!)
②アナウンサータイプ(紋切り型の話は退屈だ!」
③パーソナル広報マンタイプ(そんなにイメージが大切か!)
④ナルシストタイプ(自慢話は聞きたくない!)
⑤パットタイミングタイプ(間の悪い話ばかりするなよ!)
⑥馬耳東風タイプ(人の話をもう少し聞けよ!)
⑦ネガティブタイプ(最後になって気の滅入ることを言うなよ!)
⑧浪曲しゃべりタイプ(長い話は勘弁してくれ!)
⑨エセ業界人タイプ(カッコだけでいいのか!)
⑩心理的強要しゃべりタイプ(人を嫌な気持ちにさせるなよ!)
なるほどな、と思わせてくれる本です。さらっと読めてしまいます。