■今日の「おすすめ本」■
2016年4月8日
- タイトル
- 思い残し症候群
- 著者
- 岩月 謙司
- 出版社
- 日本放送出版協会
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
思い残した人の共通のキーワードは「さみしさ」、つまり、
誰ともつながっていない孤独感、心の絆を感じ取れないむなしさで、
この「思い残し症候群」を生みだしているのが、家族機能不全だ
と著者は言います。
「親から愛され足りないことによって生ずる空虚感・精神的飢餓感が、
娘達の人間像をゆがめてしまい、恋愛に失敗したり、
不倫、摂食障害を引き起こす原因にもなっている」
とも言っています。
「恋愛をしてもむなしい、何かが満たされない」
「何かさみしい」と思う方は、ぜひ一読を。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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楽しいことをしていない人ほど、 「うれしい」という言葉を発していない。 発していないからますます何をしている時が 一番うれしいのか、わからなくなるのだ。 | ことばに出して、うれしい気持ちを伝えた方が、 こちらも気持ちがいいし、周りも気持ちがいいだろう。 また、うれしかったら、楽しかったら、 そう言ってもらった | 2005-02-08 |
世の中には親以上に自分を愛してくれる人はいくらでもいる。 | 本当にその通りだなぁと思う。 | 2003-08-21 |
人は悲しいかな、わがままを許された量しか、人のわがままを許せない。たとえ、それが我が子でも許せない。 | 著者は人はしてもらったことは出来るが、してもらってないことは出来ないものだと言う。同様に、わがままもそうだと言う。確かに、どのくらいわがままを許していいのかわか | 2003-07-30 |
子供の幸せを願わない親はいない、というのは、残念ながら幻想に近い。 | 私もそう思う…もちろん、幸せを願う親もいると知っている。しかし…案外少ないのではないかと思っている。親が、幸せを願っている風を装っているが、全く違う意図を感じる | 2003-07-27 |