■今日の「おすすめ本」■
2017年4月17日
- タイトル
- どや!大阪のおばちゃん学
- 著者
- 前垣 和義
- 出版社
- 草思社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
私は、好きですね(笑)
「不況で元気をなくした現代日本社会に必要なのは、活力である。
「大阪のおばちゃん」のパワーの本質を学べる、画期的な
文化論」らしい。
といっても、むずかしい本ではなくて、もちろん、
大阪のおばちゃんを誹謗中傷しているわけではなく、
とてもあたたかい目で大阪のおばちゃんを分析、研究?しており、
読み終わると、大阪のおばちゃんが好きになり
「いいなぁ、大阪のおばちゃん、近くにいて欲しいぞ、
こんなおばちゃん」と思ってしまう本です。
この本によると
「大阪のおばちゃんは、よくいえば「大胆」である。反転すれば
「図々しい」。周りのことなどおかまいなし。我が道を行く。
列を乱す。わずかなすき間であったとしても無理矢理に座る。
しかし、快活で親しみやすい。おせっかいだが、親切だ。
愛想がよい。口は悪く、言葉は荒くても愛情がある。
うどんのだしのように温かく、味わい深い。よく働く。
そして笑う。大阪のおばちゃんは、下町の人情そのものだ。(略)
大阪のおばちゃんは、プラス、どこか人をホッとさせる愛嬌を
持ち合わせている。料理がおいしければ、
「ケッサクやな、これ」と誉める。
その言葉が周囲に笑いと温もりを生む。
これがなければ「正統な大阪のおばちゃん」ではないのだ」
と言うことです。
正統な大阪のおばちゃんに、大いにあこがれる私です。