ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2017年8月10日

 
タイトル
笑いの治癒力
著者
アレン・クライン
出版社
創元社
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
アメリカの「自称愉快学者」の著者は、
「人生に悩みの種はつきない。
苦しみはあらゆるところからやって来る。(略)
 悩み自体は消えも尽きもしないが、
 私たちの苦しみはユーモアがあればずっと軽くなる。
 ユーモアは自分が無力に思えるときに力を貸してくれるのだ。」

と言っています。

著者は、奥さんを病気で亡くしています。
奥さんが病気のときにも、亡くなった後でも、笑いがあったので、
その悲しみを受け入れられたと言っています.
この事をきっかけに、終末医療に興味を持ち研究をはじめます。

そして、
「笑いやユーモアが、辛さを忘れるのに役立ち、
 また痛みをやわらげるのに、大きな役割を果たす」
と、確信します。


しかも、
「笑いや、ユーモアは、神経系、循環系、内分泌系、免疫系を
 はじめとする、人体や器官に深い作用を及ぼし、
 ストレスや、病気や死に直面した状況でも、
 前向きに対処していくのに大変役立つ」

と、この本で言っています。

そんな笑いの「治癒における力」や「普段の生活での力」を、
いろいろな事例、角度から教えてくれます。
この本は、とてもユーモアにあふれた本で、楽しく読めますが、
著者の気持ちが、伝わってくる、とてもいい本です。
この本からのことば 感想 掲載日
「その女性は、話すことも、理解することもできない。  ときどき何時間もわけのわからないことを  ブツブツとしゃべりつづける。  人、場所、時間の見当識 この話がとても好きである。 ちょっと見方、言い方、話し方を 変えてみようかなという気になる。 その方が、楽しそうだ。 2005-03-10
ユーモアをさがすときに一番まずいことは、 これは、自分以外の人にはおかしくないだろうと考えて、 せっかく見つけたものを捨ててしまうことだ。 自分のユー ユーモア感覚って、どうして 身につけていいのかわからない。 海外では、このユーモア感覚を とても大切にするので、 そのための教育もあるそうだ。 そ 2003-03-10
完璧な人間などいない。理想通りにことが運ぶこともほとんどない。そんな私たちが自分にもっとも情け深くあろうとするなら、思い通りにならなかったことをあまり深刻に考え 何かが思い通りに運ばなかった時、思ったようにいかなかった時、かなり悔しい思いをしたり、落ち込んだりする。思い通りに行かなかったことが頭から離れないこともある。で 2002-02-16

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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