■今日の「おすすめ本」■
2018年6月21日
- タイトル
- ネイティブ・アメリカンのこころがよろこぶことば
- 著者
- しおうら しんたろう (著)
- 出版社
- 東京書籍 (2006/12/9)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
アメリカンとの交流の中で、彼らに伝わる「こころがよろこぶ
ことば」と、数々をエピソードを教えてくれる本。
この本は、こんな本だそうです。
「ネイティヴ・アメリカンの人たちは、長い歴史の中で、一度も
文字を持ちませんでした。そのため、彼らはこれらのことばを
代々口承で語り伝えてきました。
彼らのことばは、とてもシンプルですが、過酷な自然の中で
生きるために必要とされていることがたくさんあります。
また、人間の本質をみごとに言い当てたもの、愛をうたう
ことば、大自然の美しさをたたえたことばもあります。
これらのことば達に、力強さを感じるのは、おそらく木や
魚や雲と同じように、人間も地球というもののほんの一部で
あること、そしてそれらが微妙なバランスの上になりたって
いることを教えてくれているかではないでしょうか」
例えば、こんなことばが書かれています。
「地球でおこることは
よいことも悪いことも
必ず人間にもおきることを知れ」
「頭による理解には誤りがあるが
からだによる経験には誤りない」
素朴でシンプルで、忘れていたことを思い出させてくれるような
ことばが多いです。本当は、こんなことが大切なのだろうなと、
読みながら思いました。
解説とエピソードもなかなかいいです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
たくさん泣いたら たくさん笑おう そうすれば バランスがとれる | この本の中に、こんな話が載っていました。 「人間は悲しい時にはたくさん泣き、 精神が崩れないようにできていると思います。 最新医学の分析で、 | 2016-08-19 |