■今日の「おすすめ本」■
2018年9月6日
- タイトル
- 人生にはいらない人間関係がいっぱいある
- 著者
- 高橋 龍太郎
- 出版社
- 青春出版社 (2007/02)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
自分をしばったり、苦しめたりしていることも多いから、そんな
関係を見直し、いらない関係は切っていこう、そして、軽くなっ
て生きていこうと、その見直し方や切り方などを教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「現代人にとって必要なのは、「出会い」よりもむしろ「別れ」
なのです。
何も自分が全否定されたと思う必要もない。むしろ、日々生まれ
変わっていく新しい自分を肯定していくために、別れが用意され
ているのだと考えてほしいのです。
人間は「出会い」によって変わると思われがちですが、人間は
「別れ」によって変わるのだと思います。
そして、別れによって生じた新たな情熱こそ、次のステージの
大事なエネルギーになるでしょう。
あらゆる呼吸法は、まず吐くところから始まります。
決して吸うところからは始まらない。肺の中にたまったいろいろ
な老廃物や汚れた空気を、まずゆっくりゆっくり吐き出す。
そうすると、肺が陰圧になってくるから、自然に新しい空気が
入ってくる…これは人間行動のすべての基本に思えます」
例えば、こんな関係について書かれています。
○人生にはいらない人間関係がいっぱいある
○あの人をどうにかしたい…「会社、仕事関係」
○迷惑だけど言いにくい…「近所や友人、知人」
○どうしたらいいかわからない…「恋愛」
○うまくつきあわないと怖い…「お母さん同士」
○逃げ場がなくてつらい…「家族関係」
○本当の自分がわからない…「自分自身」
なるほどと思うところ~それはどうかな、と思うことまであり、
いろいろ考えさせられる本です。といっても、むずかしい本では
なく、人間関係の具体例がわかりやすく書かれています。
人間関係で悩んでいる方は一読してみるのもいいかも。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「誰もわかってくれない病」、以前は女性の専売特許 みたいなものだったけど、最近は男性でもいますね。(略) これは、ミーイズムとしかいいようがない。 自 | この本の著者は精神科医ですが、このようなことを、 「わかってくれ」という患者さんが、増えていて、 その「わかってくれ」という中身はつかみ所がなく、 しかも | 2010-04-14 |
いつも「忙しい忙しい」って感じで、 “近寄らないでオーラ”を出しちゃっている人っていますよね。 いつも目一杯。 自分だけが忙しい…と訴えている人が。(略) | 「いつも忙しい、忙しい」と言っている人、口ぐせの人、 そして、忙しそうに振る舞っている人っていますよね。 (もちろん、中には、「忙しい」を演出している人も | 2010-03-19 |