■今日の「おすすめ本」■
2018年10月31日
- タイトル
- 経済は「競争」では繁栄しない…信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学
- 著者
- ポール・J・ザック
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2013/6/28)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「神経経済学」を世界で初めて唱え、
オキシトシンと信頼の関係を発見した異色の経済学者が、
信頼で経済が回るメカニズムを解き明かす!
◆「神経経済学者」ポール・ザック、
社会・国家が繁栄する本当の要因を発見する。
経済は「競争」では繁栄しない。
格差が拡大し、過度の競争が社会に歪をもたらしている今、多くの人がこの言葉に共感することだろう。
では、経済を繁栄させるものが「競争」でないとするならば、私たちの社会を繁栄させるものとはいったい何なのか?
この問いに明快な答えを出した人物がいる。
本書の著者であるポール・ザックだ。
経済学と神経学の両方を修めたザックが
20年にわたる実験と研究と思索の末にたどり着いた答えは、
「信頼」、そして「つながり」というあまりにも
人間的なものだった――。
本書は、「神経経済学」と呼ばれる新しい学問の端緒を
開いた人物が、勝者総取りのゼロサムゲームから抜け出し、
信頼と共感に基づく持続可能な「繁栄」へと至るメカニズムを
解き明かした、 探求の書である。