■今日の「おすすめ本」■
2019年9月3日
- タイトル
- 素直な自分表現アサーティブ
- 著者
- 岩舩 展子 , 渋谷 武子
- 出版社
- PHPエディターズグループ
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
産業カウンセラーもなさっている方々です。
それらの経験から、著者は、このようにいっています。
「古くから日本では、人を思いやることに心を砕き、自分の
感情表現を控えることが美徳とされてきました。
それは、人間関係をスムーズにし、日常生活で摩擦をさける
ための知恵でした。
しかし、状況は次第に変わりつつあります。(略)
価値観の多様化や様々な文化の流入の影響で、日本人の
物事の捉え方に変化が表れ、美徳であるはずの“以心伝心”の
コミュニケーションが、かえって人間関係のストレスを生む
原因になりはじめたのです」
さて「アサーティブ」とは?
「アサーティブ」とは、
「言いたいが、言えない」自分から、
「言えるが、言わない」ことのできる自分に変わること、
また、
「必要なときに、自分の意見をはっきり言う、
頼み事をされたときに、自分の気持ちに偽らずに、
イエスやノーを言えるようになる」ことです。
自分の言いたいこと、言わないことを、自分で
「選択する」ことが大切だとこの本では言っています。
自分で、選択できれば、自信に満ちた態度を取ることが
できるようになるそうです。
選択する方法や、建設的な人間関係のつくりかた、
イキイキとした対話を楽しむ、ヒントをこの本は教えてくれます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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完璧なのは神様だけだ。 間違いをしない人はいない。 間違いをしないに越したことはないが、 もし間違えたときには訂正し、 その責任をとればいい。 | 間違えることはある。 しょっちゅうある。 そのたびに、 あーあ、また間違えちゃった… と、自己嫌悪に陥る。 でもなぁ、人間だから、間違えることもあ | 2006-10-28 |
過ぎてしまった過去と他人の心を変えることは、 決してできません。けれども、 過去の事実をどのように受け止めるかは、 その人次第なのです。 割り切りす | 変えたい過去はある。 忘れられない過去もある。 思い出すだけで、 恥ずかしくなるような過去もある。 悔しくて眠れなくなる過去もある。 後悔でいっぱいに | 2006-10-10 |
肝心な心中を伝えないでいて 「気持ちをわかってほしい」と願うだけでは、 相手に気持ちは伝わりません。 そのように心の中で思い続けても、 相手には | 伝わるかどうかはわからないけれど、 わかってくれるかどうかわからないけれど… そして、 心の中で思っていることを伝えずに、 思っていることとは違うこ | 2006-05-03 |
自分の行動を、説明や言い訳を せずに実行してもいい。 自分のしていることを 正しいと信じていたら、 説明せずに実行してもいい。 人に理解し | 迷ったが、今日はこのことば。 世の中、理屈で説明しきれないことや、 論理でわかってもらえないこともある。 また、説明できない事もいっぱいある。 すべ | 2005-10-19 |