■今日の「おすすめ本」■
2005年5月12日
- タイトル
- 「心理戦」で絶対に負けない本(実践編)
- 著者
- 伊東 明 内藤 誼人
- 出版社
- アスペクト
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者は二人とも心理学者。
※「「心理戦」で絶対に負けない本」の応用編です。
いろいろな事例と心理学的観点から、こんなことを教えてくれます。
例えば「贈り物の効果」では、
人をよい気分にさせれば、頼みごとを受けいれてもらえる→
しかし、贈り物でよい気分にさせておけるのは「せいぜい20分」→
なので、「頼み事は贈り物をしたその直後にする方がいい」
ということですね。
その他
●顧客自身に考えさせること。
しかも良いことだけを考えるようにしむけること。
そうすれば、顧客のほうからこちらに歩みよってくることが可能。
●人間は一位のものにしか興味がない。二位以下はすべて一緒だ。
ならば「同じカテゴリーの中で2番でいるより、無理やりにでも
新たなカテゴリーをつくって、その中で一番になるほうがいい」
などなど、仕事に生かせる具体的なヒントがいっぱい
書いてあります。
知っているかいないかで、かなりの違いがでるのでは?
ビジネスマン必見の書だと私は思っています。
とても勉強になりますので、ぜひ読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「これだ!というデータは最初に持ってきた方がいいのか、 それとも最後のほうに持ってきた方がいいのか?」 実は、心理実験からは、次のような原則が導かれている | この本によると、優秀な営業マンなら、 データや結論が先のものと、後のものの2種類の資料をつくり、 お客の反応に見て、データの出し方を変えるといいということだ | 2009-02-25 |