■今日の「おすすめ本」■
2005年7月13日
- タイトル
- 達人のサイエンス
- 著者
- ジョージ レナード
- 出版社
- 日本教文社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
出すことが、当然で、それがよいことのように言われている、
今どきでは、あまりはやらないであろう、
達人を目指す方法が書いてある本。
同じ練習を繰り返し続けること、
時間がかかってもやり続けること、
ただひたすら努力すること、
などの大切さが書かれています。
この本を読むと、我慢してやり続けることが
達人への道につながっていくのだとよくわかります。
この本の中で特に、好きな考え方は、
「重要なことを新しく学習する時は、
どういう場合でも初めの頃は馬鹿になることが必要だ。
たいていはぶざまに尻もちをついたり、みっともない失敗を
しでかすに決まっていて、それを防ぐ手だてはない。
初心者が自分のプライドを後生大事に守ろうとすると、
学習はうまく進まない。(略)
重要な技能の学習では、どんな場合でも何かと
プライドが傷つくものだ」
初めから、うまくいくものなんてない、失敗を恐れるな、
プライドをうまく扱え…などなど、
実生活でも役立つ知恵がいっぱいの本です。