■今日の「おすすめ本」■
2005年9月26日
- タイトル
- 「心配性」と上手につきあう方法
- 著者
- 大野 裕
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「心配しても仕方がないとわかっているのに、
心配が頭から離れない」
という方におすすめの本です。
認知療法の専門家の著者は
「人間は心配するからこそ、危険を避けて、周りの人たちに気を配り、
より安全にバランスよく生きていくことができるので、
心配するのをやめる必要はありません。
ただし、心配にとらわれすぎず、行き過ぎず、
自分をコントロールすることが大切なのです」
と言ってます。
この本は、そんなヒントや、アイデアがいっぱい書かれています。
例えば…
●何がそんなに心配なのか紙に書き出してみたり、誰かにその心配を
話してみると、心配がかなり整理されて、少しは楽になる。
●不安が強まったり心配性になっているときほど、
早く結論がほしくなります。
安心したいために、早く早くと焦って視野がせまくなります。
気がせいているときこそ、結論を急がず、ゆっくりと考えましょう。
素直に「うん、そうだな」と思えるようなことが随所に書かれているし、、
わかりやすい口調、心配性の方に対するあたたかな目で見守るような
視点で書かれています。
また、「心配性の人は、慎重で配慮深い」とも、
教えてくれます。
読むと少しは元気になるかも。
自分が心配性と思う方は、ぜひ読んでみて。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
不安が強まったり心配性になっているときほど、 早く結論がほしくなります。 安心したいために、 早く早くと焦って視野が狭くなります。 気がせいていると | 今の私に言われているようなことばだなぁ。 わかっているけれど、早く結論を出したくなる。 その方が気持が「とりあえず落ち着く気がする」からだ。 しかし、 | 2004-12-20 |