ことば探し
★私には、○○という問題に真正面から取り組む勇気があり、それに取り組みます★

■今日の「おすすめ本」■

2005年12月6日

 
タイトル
自分様と馬の骨
著者
勢古 浩爾
出版社
三五館
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について

「私」は世界でたった一人の「自分様」。
のはずが、65億分の1の名もなき「馬の骨」。

この帯タイトルにひかれて買ってしまった本ですが、面白いです。

さて、「自分様」とは…?

『人は、他人からの承認がなければ
 十全に、安心して、自信をもって、生きていけない。
 その承認を得るために、いかに人は自分という存在を証明したがるか。
 おおげさに言うと、生まれたときから死ぬまで、朝から晩まで
 人は自分を証明し続けるのである。
 まるで、生きることは自分を証明することだ、というように。

 つまり、
 「人は他人からの承認によって、自分で自分を認めたいのである」
 そのために、人は「力」をつけようとしてきた…が、
 1980年代あたりから、ただたんに「自分」であるということだけで、
 認められて当然だ、と考える人間たちが出現しだした。
 これが
 日本史上にはじめた現れた最高級のバカである「自分様」である』


こんな「自分様」について、あれこれと書いてある本です。
今まで、わからないでいた「ただの目立ちたがり屋」だの「迷惑野郎」だの、
「すぐにカッとなるやつら」だの…そんな「自分様」たちを、ばっさりと
斬ってくれているので、スカッとして、
そして「自分様」たちに、ちょっとだけ愛を感じます。
この本からのことば 感想 掲載日
勝ったと思う者は「勝った」という心理において勝ち、 負けたと思う者は「負けた」という心理において負ける のである。 今日、電車の中で、OL風女性たちが 「○○さんと、○○さんは、勝ち組だよねぇ…  でも、○○さんは、ぜったい負け組だよね」 などと、最もらしく話していた。 2005-03-20
肯定されなくてもいい。 嫌われ者でも鼻つまみ者でもいい。 なにがなんでも自分という存在を際だたせたい。 なぜか。 自分のこころが一瞬であれ満たされるから ものすごい音をだしてバイクを運転していく人がいる。 周りはいい迷惑である。みな、顔をしかめる。 「そんなに大きな音をたてなくてもいいのに…」 そう思うが、 2005-03-09

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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