■今日の「おすすめ本」■
2006年1月29日
- タイトル
- 絶対しあわせに死ぬ方法
- 著者
- 森津 純子
- 出版社
- 筑摩書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
している著者が書いた、死に方、生き方の本。
この本は、
著者がホスピスで「死」から学んだ、
「絶対幸せに死ぬための究極の方法論」であり、
「絶対幸せに生きられるための究極の方法論」を
教えてくれます。
著者はこう言っています。
「「どうも、自然に楽に生きていると、幸せに死ねるらしい」
と思えてきます。
実は「幸せに死ぬこと」は、「幸せに今を生きること」と
全く同じだったのです」と。
また、こうも言っています。
「「死」というものは、自然の営みです。そして、人間もまた
自然の一部です。木の葉が、枝から落ちるときには枯れ葉に
なるように、人も亡くなっていく時には、食が細くなり、
痩せて枯れるのが自然なのです。それを無理して、
「最後まで、青々した葉っぱのままで、枝から落ちるように
したい」と不自然なことを願うと、枯葉のようにポロッと
楽に落ちることができなくなります。
自然に逆らうようなことをしなければ、人間の体はもともと
ちゃんと、苦しまずに死ねるようにできています」
その他、死に行く人たちから教えられた生き方などが、
載っています。例えば…
「その人が「どんな人で、何ができるか」ということに
関わりなく、ただ、その人の存在そのものを心から
喜んでくれる人が一人でもいるとき、人に生きる力が
湧いてくる」
などなど、本当に考えさせられる一冊です。
おすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
幸せな人って、 恵まれている人じゃなくて、 「幸せを探すのが上手な人」 なのかもね。 | 同じことをしてもらっても、 幸せ!と感じる人と、感じない人がいる。 何が違うんだろう… 些細なことでも、 幸せ!と感じられる人と、感じられない人がい | 2005-09-17 |