■今日の「おすすめ本」■
2006年2月13日
- タイトル
- もしも男に言葉があったら
- 著者
- サミュエル・シェム&ジャネット・サリー
- 出版社
- NHK出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
でも、ちょっと専門的。
著者は、精神科医と臨床心理学者。
その二人が、数多くのワークショップやカウンセリングの体験から「男女のコミュニケーションスタイルの違い」を
取り上げている本。
女性には
「会話を通じて心を通わせたいと思っている〈きずなへの欲求〉」が
ありますが、
男性には、
それが「恐ろしいものに見えてしまう」らしい…
そんな違いを20年間の研究結果から導き出しています。
例えば
女性の「あなたの気持ちを聞きたいの」という質問、つまり
「もっと会話をしたい、話し合いたい、気持ちを聞きたい、
何を考えているか教えて欲しい」は、
男性にとっては、恐怖感すら覚えることだという。
男性は、いつも女性のように、気持ちや感情と
向き合っているわけではないので、答えることは、
かなり重いことらしく、かえって何も
答えられなくことがあるという。
そして「本音を話せば泥沼にはまっていく」と多くの男性が
思ってしまっているらしい。
ちょっと専門的な本ですが、とても興味深い事例がいっぱいです。
どちらかというと、カップル、夫婦の方におすすめ。
じっくりと読まれることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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初めから、人間関係の機微に通じた人、 一度も失敗を犯さない人間などいない。 大切なのは、あなたが今、 どう対処しているかだけでなく、 これからど | 生きていると、いろいろなことがある。 失敗したぁ…頭を抱えることもあれば 誰かを傷付けることもある。 また、傷付けられることもある。 悔しいことも、 | 2007-04-21 |