■今日の「おすすめ本」■
2006年3月30日
- タイトル
- どうしても「心が満たされない」人たち
- 著者
- ローリー・アシュナー ミッチ・マイヤーソン
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
中で「どうしても心が満たされない人たち」がいることに気づき、
その人たちについて書いています。
この本の中で、つねに何かが足りないという感じをもつ人は、
自己そのものを否定しようとしていることがしばしばあり、
どこかに「自己」を置き忘れてきた以下のような人が多いと
言っています。
・傷ついているのに、それを隠そうとする人
・怒りや憤りなど、ごく当たり前の感情を押さえこんでしまう人
・「すべてうまくいっている」と、そうでもないときにもいう人
・必要なときにも助けを求めない人
・自分の心地よさよりも「見栄えのよさ」を気にする人
・もし本当の自分を知られたら、まわりから嫌われてしまうと、
心のどこかで信じている人。
そう思う人たちの多くは、すでに「充分に」成果を上げていたり、
自分の望みを叶えているにもかかわらず…
「何かが足りない」「何か満たされない」と言うのです。
こういう人に、何が足りないか、何がそう思わせるのか、
どうしたらいいのか、などを心理学的な観点から教えてくれます。
事例が豊富なので、比較的読みやすいと思います。
思い当たる人は、じっくりと読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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