■今日の「おすすめ本」■
2006年6月23日
- タイトル
- 愛と怖れ―愛は怖れをサバ折りにする。
- 著者
- ジェラルド・G・ジャンポルスキー
- 出版社
- VOICE
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
精神科医であり医学博士の著者が
「私たちの本質は愛である」という真実について書いた本。
誰かにイヤなことをされたとき、傷つけられたとき、
人を許すことはとてもむずかしいですよね。
だからといって、許さないでいると、怒りが自分の気持ちの中に
いつまでも残ってやさしい気持ちになれません。
また「自分は世の中の被害者だ」と思い込んでいると、
いつまでも被害者意識の中でもがくことになります。
そんな時の、怒りの気持ちはどこから来るのか、
怒りとの上手なつき合い方、
相手の許し方、思い込みの手放し方、愛の与え方などなど、
「12のレッスン」という形で、やさしく教えてくれます。
そして
「他の人を変えようとしても、心のやすらぎは得られず、
人をとがめず、許すことができたときに初めて、
穏やかな気持ちになれる」
と諭してくれます。
読むと気持ちが穏やかになります。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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心のやすらぎは、 自分から与えることに全力を傾け、 ほかの人が変わることや、 自分が何かをもらうことを期待しないところから 生まれてくるものです。 | クリスマスだったというのに… (まぁ、本当のところは、関係ないのだが、 別にキリスト教徒でもないし…) 結局、何ももらえないで終わってしまった… 心の | 2004-12-25 |
壁はいつも心の中にある | 自分のこころがかたくなで、案外意固地だと知っている。強がっていても、弱いことも。何かあれば、すぐに動揺し、こころに壁を作ることも。壁を作ることがいいことだと思わ | 2002-09-06 |
ありがとうと思える毎に愛は広がる。 | 「ありがとう」はちゃんと言いたい。思ったら、ちゃんと言いたい。時間がかかってもいいから、言いたい。 | 2002-09-05 |
ほかの人を「直そう」とすることは、 たとえ建設的な批判を述べる場合でも、 相手の間違いと自分の正しさを示すことによって、 実際は攻撃してることにほかなりま | 母はいつも、父の行動を直そうと躍起になっている。 ことあるごとに父の考え方が間違っていることを 言い続けている。 しかし…父の行動は直らない。 直す | 2002-05-13 |
「誰か」から「何か」をつかみ取らないと幸福になれないと思っていると、それに失敗したときには、フラストレーションや極度の落胆、苦痛を味わう。 | ついつい思いがちだなぁ…本当は今だって、十分幸せと思うが、「何か」が足りないと思いだすと、今の十分の幸せも色あせて、取るに足らないように思えてしまう…「足るを知 | 2002-03-13 |