■今日の「おすすめ本」■
2006年6月16日
- タイトル
- 嫌なものは嫌ときっぱり伝える対話術
- 著者
- バルバラ・ベルクハン
- 出版社
- 草思社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
カウンセリングを行っている女性で、この本を書いた目的は
「女性が上手に自己主張するにはどうしたらいいのか、
その方法を見つけ出してもらうこと」
と言ってます。
著者が提唱している「自己主張」は、
人間関係にひびを入れたりするものではなく
「良質のスキンクリーム」のようなものだと言います。
「はじめふたをあけたときは、
固有の色となめらかさをもっていますが、
一度つけると肌の表面で溶けはじめ、
そして肌の中にしみこんでいき、
しまいにはクリームであることさえ感じられなくなる」
ようなソフトながら、
しっかりと目的を達成する自己主張の仕方です。
こんな自己主張方法を教えてくれる本です。
例えば、
なぜ嫌なのに「はい」と言ってしまうのか、その心理状態や、
「いいえ」と言うためにはどうすればいいのか、
など、かなり具体的に書かれています。
全部を読まなくても、自分に当てはまるところだけを
読んでもためになります。
目次をチェックしてみて、あてはまることがあったらぜひ、一読を。
女性向けに書かれた本ですが、男性にも当てはまることが
いっぱい書いてありますので、よかったら読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
相手を批判するとき、やってはいけないこと ●あまりに長くためこんでおいたために、 あるとき突然、一気にぶちまけてしまう。 ●断定的な言い方で批判する | 何かを、誰かを批判したい気持ちを持つと、 (批判だけでなく、抗議や意見を言うときもだが) 自分の中で、本当に言った方がいいのか、 言わない方がいいのか…、 | 2005-01-22 |
心の中で自分をののしるのはやめましょう。心の中の独り言が断罪、罵倒、愚痴などで塗り固められていると、そこから自信など生まれようもありません。自分自身にやさしい言 | "確かに自分の心の中で、自分と対話しているなぁ。ああでもないこうでもない、もしかしたら、ああかもこうかも、こうしようかな、でも無理かな…などなど。同じ対話をする | 2004-11-10 |