■今日の「おすすめ本」■
2006年10月30日
- タイトル
- ちょっとした一言で相手が動く夫婦の心理テクニック
- 著者
- 林 恭弘
- 出版社
- 総合法令出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「ここちいい夫婦になれる心理テクニック」
「ここちいい家庭をつくる夫婦の子育て」などの秘訣。
著者は、こう言っています。
「夫に妻に不満をもつ背景には、必ず相手に対する「期待」があります。
その期待がかなわなかったり、はずされたりすることで、1番はじめに、
悲しい・さみしい・不安などストレートで素直な「第一感情」が心に感じ
られます。
しかし、実際に意識されるのは、「こんな悲しい気分にさせられた」
「こんなにさみしい気持ちにさせられた」「不安を与えられた」という
相手に対する怒り・恨みなど相手を責めたくなる「第2感情」です。
せめて「こういうことを期待していて、それが満たされるとうれしい」と
言われればわかるのですが、互いに伝え合わずにフツフツと不満をため
込んでいることが多いものです。
「自分のことを愛してくれているのなら、いちいち言わなくても、きっと
気づいて満たしてくれるはず」とどこかで信じ込んでいるのです。
しかし、夫婦といえどももともとは他人です。
残念ながら結婚して家族になったからといって、自動的にわかりあえる
ようになることはありません。
一つ一つ自分のことを伝えて、はじめて分かり合えるようになっていくの
です。コミュニケーションでもっともたいせつなことは、
「いかに素直になれるか」ということです。」
夫婦間の浅そうでいてなかなか深い溝を、わかりやすく解きほぐして、
教えてくれます。心理学なんてわからないという方でも大丈夫です。
これから先、もっといい夫婦になりたい、いたい、そして、今の夫婦の、
溝を何とか埋めたい…と思われている方におすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
あなたが素直にならずに、 相手が素直になることは、 まずありえません。 | 素直になるのは、なかなか勇気がいる。 どっちが先に素直になるか、 ちょっとした駆け引きや 勝ち負けがあったりする時もある。 また、意地を張り続けるこ | 2006-03-11 |