■今日の「おすすめ本」■
2006年11月21日
- タイトル
- コミュニケーションが上手になる技術
- 著者
- 浮世 満理子 岸 英光
- 出版社
- あさ出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
コーチングのコミュニケーション技術などから、コミュニケーション
能力UPするための技術を教えてくれる本です。
著者はこう言っています。
「人間がもともともっているコミュニケーション能力は非常に高く、
どんな人でも少し意識するだけで、その能力をぐんと向上させる
ことができます。
人間関係能力は、生まれつきの性格などではなく、すべて後天的に
習得するものなのです。(略)
コミュニケーションを技術としてとらえ、それを磨くトレーニングを
行えば、人間関係能力は格段に向上するということです」
例えば「カウンセラーの6つの技術」は、
①「かかわり方」の技術
…しっかりと相手とかかわる姿勢を示す
②「座り方」「話し方」の技術
…有効な「斜め45度」の角度
③「聴き方」の技術
「閉じた質問」と「開いた質問」を使い分ける
…カウンセラーが用いる「オウム返し技法」
④「伝え方の技術」
…「私は」を主語にする
⑤「受容と共感」の技術
…相手の言葉の背景にある「感情」を聴く
⑥「誰の問題か」を明らかにする
…「君はどうしたらいいと思うんだ?」
とてもわかりやすくて、ためになる本だと思います。
どちらかというとビジネス場面でのコミュニケーションに重きが
置かれています。部下を持つ人は、一読してみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
子どものころ マイナスのストロークばかりを受けて育った人たちには、 意識的にプラスのストロークをたくさん送るようにしています。 笑顔であいさつをしたり | その通りだなぁ… | 2004-07-30 |
「みんなが言っている」という言い方の幼稚さ 大人であれば責任を持って「私はこう思います」と 自分の言葉で伝えていく姿勢が必要です。 よく「他の人も | 「みんなもこう言っている」と言う人はいる。 そう言う人は、自分の意見をはっきり言わない。 その「みんな」の中に自分を隠し自分の意見を言っている。 きっとそ | 2002-02-27 |