■今日の「おすすめ本」■
2006年11月6日
- タイトル
- なぜ、占い師は信用されるのか?
- 著者
- 石井 裕之
- 出版社
- フォレスト出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「言語的・心理的なトリックを使って、初対面の人の心をつかみ、
未来の出来事を予言すること」を意味します。平たく言えば、
「ニセ占い」です」
つまり、占い師、教祖、霊能者が使う秘密の裏コミュニケーションで、
裏心理、騙しの、そして禁断のテクニックのこと。
このテクニックを、普通の人間関係に生かそうという本です。
そのためのテクニックをわかりやすく紹介してくれます。
例えば、「人の悩みを当てるテクニック」としてこんなことが
書かれています。
「少し考えてみれば、すべての悩み、相談事、次の4つのカテゴリー
のいずれかに当てはまるということがわかると思います。
①人間関係
②お金(豊かさ全般)
③夢(目標)
④健康
(略)ですから、コールドリーダー(コールドリーディングプロ)は
相談者の印象や会話の流れから、まず「メインの悩みはどのカテゴリ
に入るか?」を予測し、探りを入れていく。
カテゴリが分かったら、次にそれを絞り込んでいく。
“人間関係”の問題ということが分かったら、「恋愛なのか?」
「職場の人間関係なのか?」というように巧みに探りを入れながら、
絞り込んでいくわけです」
では、いったい、プロはどのようにそれを導き出していくのか…
こんな興味深いテクニック、話が満載の本です。
とても、ひとくちでは説明できないので、興味のある方は、ぜひ
読んでみてください。
とても面白いですよ。
でも「悪用厳禁のテクニック」ですから、読んでも悪用しないようにね。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
心が通じるためには、 何をおいても 相手を思いやる気持ちが必要だ。 | この本は、とても面白い本で、 人の心をあやつる会話術を書いている本だが、 この本の著者にして、こう断言している。 (著者は、今話題の石井裕之さんという方。 | 2006-05-28 |