■今日の「おすすめ本」■
2006年11月5日
- タイトル
- 「自分で考える」ということ
- 著者
- 澤潟 久敬
- 出版社
- 第三文明社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者は、考えると言うことに関して3つの問題を
取り上げて書いています。
1.考えることはどういうことであるかということ。
考えることの意味、定義
2.考えるにはどうしたらよいかということ。
実際的な方法
3.私たちはなぜ考えるのかということ。
人生における意義
著者は、
「考えるということにとって何よりも大切なことは、
決して無理な考えはしないということではないかと思います。
無理な考えで結論を急ぐことなく、どこまでじっくりと
考えなければならないのであります。
元来、考えるとは可能性を考えるということであります。」
と言っていて、現代の安易な「考え方」、
早急に結論を出そうとする「考え方」などに警鐘を鳴らしています。
少し古くて(昭和30年代)堅い本ですが、読むと、
なるほどと思うこと、元気になることなどもたくさん書かれています。
じっくりと読んでみてはいかがでしょう。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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どんなにほんとうらしいものを無数に知っていようとも、それがただほんとうらしいものであってほんとうのものでなければ何になりましょうか。(略)たった1つのものでよい | うーん…確かに…何かを掴んでいる人というのは、強いと思う。何かを掴んだ人は(コツとかも含めて)その掴んだものを基盤にして、いろいろなことに応用してやっていけると | 2004-06-13 |