■今日の「おすすめ本」■
2007年3月26日
- タイトル
- 一冊で哲学の名著を読む
- 著者
- 荒木 清
- 出版社
- 中経出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ルギーもいるし。
そんなときに、こんなふうに、エッセンスだけをまとめてくれる本
があると、全体像がわかってとてもありがたいです。このエッセン
スを読んでから、本編を読めば、言っていることもわかりやすいで
すしね。わかりやすく簡略化して書いてあるし、事例も今風なので
読みやすいです。
もっとも、「17歳の男女に話すつもりでこの本を書いた」と著者の
荒木さんは言っておられますが、やっぱりどうしたって、哲学は一
筋縄では理解出来ませんけど。
(著者の荒木さんは全部読破されたのでしょうね…すごいです)
17人の哲学者
プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、デカルト、ロック、
ライプニッツ、ルソー、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー、
マルクス、キルケゴール、ニーチェ、ベルグソン、ハイデカー、
サルトル、ヴィトゲンシュタイン
の考え方がまとまっているので、私は辞書的に利用しています。
例えば、サルトルはどんなこと言ってるんだっけなんて思った時。
(まぁ普段はそんなことはあまり思いませんが…)
この本を読んで哲学に興味を思ったら、ぜひ、それぞれの哲学者の
本を読むことをおすすめします。
じっくりと時間のあるときに、読むのには最適な本だと思います。
哲学の勉強をもう一度してみたい…そんな方に、まずはおすすめの
一冊です。