ことば探し
★親を許し、過去を許し、そして今を生きます★

■今日の「おすすめ本」■

2007年3月18日

 
タイトル
ふれあいの心理学
著者
V・J・デルレガ&A・L・チェイキン
出版社
有斐閣
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
「自己開示」つまり他人にどう自分を知らせるか、
日常生活の中で、自分の考え方、感情、あるいは過去について、
どの程度相手に話すべきか、そのくらいなら許されるのか、
いつ、どこで、話せばいいのか…
そんなプロセスや、方法などを多くの実験や研究結果、
心理学的観点から書いています。

この中で著者は
「親密な自己開示は、話し手が聞き手を信頼していて
 はじめて生じるものである。
 また、相互に開示することが深い人間関係を発展させる。
 そして時間をかけて徐々に深まって、
 強い絆で結ばれるようになる」


また、自己開示しないことについて
「あまり自己開示しない者は、相手から理解されないだけでなく
 相手を知ることも出来ない。
 こちらに対して心を開こうとしそうもない相手に対して、
 だれも自ら心を開くことはしないだろう。
 こうして、あまり自己開示しない者は、
 他者の表面的な接触しかできないために、人間の最も
 人間らしい人情の機微を解することも出来ないだろう」

とも言っています。

少し専門的な本ですが「自己開示」について
興味のある方はぜひ、読んでみてください。
この本からのことば 感想 掲載日
親密な関係を築き上げるのは容易なことではない。その過程はのろく漸進的である。あまりに急速な親密さはもろい。そのようなものは、もし一方が相手について否定的な、ある 壊れにくい関係でありたいと思う。隣人とも、友人とも、親兄弟とも。しかし、近い関係ほど、なかなか冷静でいられなくて、お互いに干渉し合ってしまう。言いたいことを言っ 2004-02-12
人間関係というものは、相互に信頼の絆で結ばれている限りにおいてのみ、進展するのである。 信頼というものは…どうしてこう崩れやすいものなのだろう… 築き上げたと思っても、砂上の楼閣のように頼りない… 情けない… 2003-10-06

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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