■今日の「おすすめ本」■
2007年3月11日
- タイトル
- 男と女の心が底まで見える心理学
- 著者
- バーバラ アンジェリス
- 出版社
- 三笠書房 (1994/08)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
し方」や、男女の心理をわかりやすく事例を取り入れながら教えて
くれます。
例えば、こんな方は必見です。
「私はせっせと彼に尽くし、彼はそのお返しに愛してくれる。でも
ときどき不安になるのです。私が尽くすのをやめても、同じよう
に愛してくれるだろうかと」
「男性がよろこぶだろうと思ってしたことに、逆にとても嫌な顔を
されて、ビックリした」
著者は、自分の体験をこう言っています。
「男性に愛してもらうためには何かをしなくてはならないと考えて
いた。私は与える愛こそ全てだと思っていた。そして、運の悪い
ことに私はそれがとても上手だった。
私は男性に愛情をたっぷり 与え、彼も私のことを愛してくれて
いると思い込んだ。ところが実際には、彼は私が与えているもの
を愛しているにすぎなかった。(略)
私はどれだけ愛されているかを気をもむのに忙しくて、自分がど
れだけ愛しているかは全く考えていなかった。彼が私のことを
「自分にふさわしい女性」と思っているだろうかと、心配するの
に忙しくて、彼が私にふさわしいかどうかは考えていなかった」
こんな同じような体験をしている女性や、これからもっとパートナ
ーとうまくやっていきたいと望んでいる女性に、ぜひ読んで欲しい
一冊です。
例えばこんなことが書かれています。
○「好き」という気持ちで、あなたが見えなくなっているもの
○人を好きになると、なぜ自分に無理をしてしまうのか
○誰のために愛するか
○相手の要求をすべて満たそうとがんばりすぎると…
○「自分」を愛せない人は、人からも愛されない
○あなたは愛されるために自分を犠牲にしていないか
とても勉強になる、いい本だと思いますが、国柄の違いも
あるので、そのあたりは割り引いて読んでみてくださいね。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
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