ことば探し
★私は、自分の悪い癖や嗜壁を自らで治す力があります★

■今日の「おすすめ本」■

2007年3月10日

 
タイトル
こころの子育て
著者
河合 隼雄
出版社
朝日新聞社
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
日本の臨床心理第一人者の河合隼雄さんが書いた子育て本。
Q&A形式で書かれていてとても読みやすいです。

この本の中で、著者は、
「日本の親は教育熱心な人が多いが、熱心のあまり堅く
 考えすぎたり、肩に力が入りすぎたりして、
 そのために自分も子どもも不幸になっているように
 感じられる」

といっています。
少し気持ちを楽して、読まれてみるといいと思います。

例えば、
●豊かな時代なのに、なぜいろいろ問題が起きるのですか?
●子育てが嫌で仕方ありません。どうしたらいいですか?
●思い通りにならないのは、育て方が悪いからですか?
●甘えん坊なので「自立できないのでは」と心配です。
●個室を与えるのによい時期というのがあるでしょうか?
●子どもがいじめにあったときの対応を教えてください。
●同じ苦労を子どもにはさせまいという思いが通じません。
●いまの子どもたちは、悩みなんかないみたいにみえますが。
●子育ては何を目標にしてやっていけばいいですか?
●子育てにゴールがあるとしたら、それはいつでしょう。


などなど、48の質問に答えています。
子どもの心理、親の心理をとてもわかりやすく解説してくれて、
今まで違う観点から、考えることが出来ると思います。


子育てに迷ったら、疑問に思ったら、読んでみるといいと
思います。今までの見方が変わるはずです。
おすすめの本です。
 
この本からのことば 感想 掲載日
ものが豊かになったら、それに見合うこころのエネルギーがいる。いままでの時代をめぐっていたエネルギーよりも、もうひとつ別のエネルギーを使わなければならない。それま ものに見合うだけのこころのエネルギー…それはなんだろう。確かにあると思う。ものがあれば、生活も、自分も豊かになったと思いがちだが、実はただものに埋もれているだけ 2002-07-09

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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