■今日の「おすすめ本」■
2008年1月19日
- タイトル
- なぜ「粗食」が体にいいのか
- 著者
- 帯津 良一 (著), 幕内 秀夫 (著)
- 出版社
- 三笠書房 (2004/04)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
役立つ食養法の第一人者の二人が書いた、粗食のすすめ。
この本で言うところの粗食とは「日本の豊かな風土から生まれた豊
かな食生活」の意味で、この本では「土産土法」というのをすすめ
ています。
「土産土法」とは、何か…これは、
「その土地で、その季節にとれるものを食べるという意味です。最
も自然な考え方は、たくさんとれるものはたくさん食べて、滅多
にとれないものは滅多に食べないということです」
これが基本だと言っています。
また、大切な食生活は、
「水、米、イモ、野菜の順」で、さらに丸ごと食べられるものがい
いとか。
さて、実際の粗食のすすめですが、最初は「この5つ」だけでもい
いと、この5つをすすめています。
(1)1日最低2回は「ご飯」をきちんと食べる
ご飯を食べる…何かを手間をかけて作りよりご飯
(2)「ジュース・牛乳」をやめて「番茶」にする
飲み物で、お腹いっぱいにしてはいけない
番茶はカロリーもなく、フッ素の量も多い
(3)たまには「五分づき米」を食べてみる
まるべく米の丸ごとを食べるのがいいが、続けるには五分づき
(4)菓子・酒・果物は「食べる順番」に注意する
まずご飯を食べて、甘い物を減らしていく。食べるなら和菓子
(5)「野菜・魚は安いものを買う」と考える
つまり季節のものを食べるということ
こんな話が書いてありますが、基本は「ご飯」。これを食べること
で、体調が変わってくるそうです。とくにアトピーの方にはご飯が
いいということです。
もし、興味があれば、読んでみてください。食の考え方が変わりま
す。この通りに出来るかどうか、別にして。