■今日の「おすすめ本」■
2008年1月12日
- タイトル
- どうして男は、そんな言い方 なんで女は、あんな話し方
- 著者
- デボラ・タネン
- 出版社
- 講談社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
働く女性にはとてもおすすめ。
この本を書いているのは、言語学者のデボラ・タネン教授。
別本で「わかりあえない理由」も書いていますが、どちらもおすすめ。
言い方がこんなに違う例をひとつあげましょう。
例えば同僚や部下に依頼するとき
男性は
「なぁ、アリス、キャビネットの整理をちょっと手伝ってくれよ」
とストレートに頼むことが多いが、
女性は、
「ねぇ、ジョン、悪いんだけど、もし手が空いているようなら、
キャビネットの整理を手伝ってくれると助かるんだけど…」
とやんわりと、相手の気持ちを害さないように、依頼する傾向があると言う。
また、会話についても、
女性は
「人の話に出来るだけ同意を示そうとする」が、
男性は
「わざと異なった視点や意見を出した方が、
会話が盛り上がると考える」らしい。
女性は「親和型会話」で、
男性は「対立型会話」になりやすいと言う。
こんな違いが職場でも多くの誤解や偏見を生んでいると言います。
思い当たる節はありませんか?
職場での、男女差を感じている方には、とてもおすすめの本です。
同僚の見方が変わるかもしれません。