■今日の「おすすめ本」■
2008年3月19日
- タイトル
- 原稿用紙を10枚書く力
- 著者
- 齋藤 孝
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
『原稿用紙10枚という分岐点を超えたら、後は20枚も、30枚も同じこと』
と言っています。
そしてこの本は、その10枚の文章を書くことを目的に書かれています。
では実際どうすれば書けるか。まず、
『書くトレーニングで大切なことは「量」であり、
量をこなすことで質を上げよう』と言っています。
量をこなす方法は
「何でもあり」で、引用しても、自分の考えをテープに
吹き込んでそれを聞きながらパソコンに打ち込んでもよく、
まずは「量をこなす」こと、だとか。
そんな量をこなす方法も書かれています。
また、こんな具体的なことも教えてくれます。
『「自分の言いたいことを1行目に書く」、つまり
初めの一文で言いたいことを言い切っておけば、
枚数が足りなくなっても、途中で時間が来て中途半端に終わっても、
いちばん言いたいことは入っている』
とてもわかりやすい文章で書かれています。
受験、就職、仕事で、文章を書かねばならない方、
また、自ら何かを書きたいと思う方におすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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企画そのものに意味があれば、 たいていの人には伝わる。 企画全体に意味がなければ、 表現や体裁がどんなに整っていても、 人には伝わらない。 | 企画だけでなくて、 何でもそうだと思うが、 「中味(意味)がないものは、伝わらない」 と思う。 人の思いや愛やことばも、 うわっつらで、中味がなか | 2006-04-21 |