■今日の「おすすめ本」■
2008年3月14日
- タイトル
- 閉ざされた心との対話
- 著者
- 河合 隼雄
- 出版社
- 講談社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
実際にカウンセリングを行っている方々と事例について
対話形式で語っている本で、専門的な本です。
この本には、子どもと学生のカウンセリング事例に
ついて書かれています。
1.「大人を超えてている子どもの本心」
スクール・カウンセラー 岩宮 恵子さん
2.「いやな自分」イメージが強いとき
学生相談をしている 徳田 完二さん
3.「予期せぬお産」に心を痛めるお母さん
新生児父母のカウンセリングをしている 橋本 洋子さん
4.思春期に心の中で起こること
大学生学生相談室カウンセラー 三浦 亜子さん
5.「心」と「体」をつなぐもの
箱庭療法を実施している 平松 清志さん
6.不登校児とその家族が変わるさま
教育センターカウンセラー 酒井 律子さん
7.「自分の生きる場所」に根づいたセラピー
臨床心理士 金城 孝次さん
8.被災者の心の傷、そして心のケア
臨床心理士 石川 敬子さん
9.「ねばならない」病から卒業不安まで、学生の悩み
学生相談室カウンセラー 高石 恭子さん
現場で活躍されている方々との対話ですので、
事例がとてもイキイキと書かれていて、
カウンセリングの奥深さを知ることができます。
平易な語り口で、読みやすく書かれているので、
カウンセンリングに興味がある方は、
読まれてみてはいかがでしょう。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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慰めるというと、いかにも励ましているようだけど、 実は、話を終わらせているんですよ。 「もうそれ以上はいいなさんな」という 信号みたいなものでね。 | 確かに、思い当たることがある。 母と話していると、 「気にしない方がいいよ」とか 「おかあさんが悪い訳じゃないよ」とか、 母がもっと言いたいことが分かっ | 2004-11-20 |