■今日の「おすすめ本」■
2008年9月15日
- タイトル
- 気づかれしない“ひとづきあい”心理学
- 著者
- 津田 太愚 (著), つだ ゆみ
- 出版社
- 明日香出版社 (2004/04)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
気疲れとは何か、どうしたら気疲れとうまくつき合っていけるかな
どを、社会学、心理学、哲学の観点からわかりやすく教えてくれま
す。といってもとてもわかりやすくです。
気疲れについて、著者はこう言っています。
「人間関係でも、多くの場合、気のエネルギーがへります。これが
減少することが気疲れなんです。
ほおっておくと、気が枯れてきて、「気枯れ」という状態を起こ
します。「気枯れ」が「ケガレ」の語源だとも言われています。
この「気枯れ」は心の病気だけではなく、体も悪くすることにも
なります。しかし、現代人は気疲れをしていても、なんらかの障
害が出るまでは、何もしません。でも、そんなサインが出てから
では遅いのです。」
この気疲れとどう向き合って、どうつき合っていく
か、とても大事なことだということです。
例えば、こんなことが書かれています。
○なぜ、気疲れするのか?…無意識の心理学
○他人に期待するな!人脈と集団で気疲れするメカニズム
…集団と組織の心理学
○世間の「価値づけ」を笑う…価値の心理学
○「一生懸命」をやめよう…興奮、緊張、集中の心理学
○責任から義務からの解放…義務と責任の心理学
○仕事に対する見方を変えよう…仕事とお金、経済の心理学
○忙しさを求めるな…時間の心理学
○悪習を友としよう…自己コントロールの心理学
○自己愛からの出発…自己実現の心理学
○大河のごとく生きる…「タオ」心理学
ちょっとむずかしいそうな感じを受けますが、どちらかというと、
心理学初心者の方におすすめの本です。イラスト付きで、
わかりやすく解説してあって、読みやすい構成になっています。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
他人を見るとき、多くの場合、 その人の「過去」を見ているのです。 いつも、新しい「相手」と出合っているはずなのに、 頭の中にあるのは「過去の相手」です。 | 確かにそうだなぁと思う。 過去はこんなふうに自分について回るのだと思う。 過去の延長が今の自分だから仕方ないのだ。 だから、相手が、自分のことを 知 | 2007-02-04 |