ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2021年6月17日

 
タイトル
正しく生きる
著者
鍵山 秀三郎
出版社
アスコム (2010/11/19)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
イエローハットの創業者で、「日本を美しくする会・各地区掃除に
学ぶ会」の発起人である著者が、人として大切なことはなにかを
教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「目に見えないものは、目に見えるものよりも大切なことが多く
 あります。
 そして、その「見えないもの」を見る方法はあります。
 「人の心」は目には見えませんが「心遣い」は目に見えます。
 「人の思い」も目に見えませんが「思いやり」という形で
 見ることができます。
 「気」も同様に、「気配り」という形で見ることができます。
 目に見えないものを、さまざまな形で見る。
 これが「配慮」であり、かつての日本の社会は、そうやって
 穏やかな社会をつくってきました。
 いま、それがなくなったため、人間関係が希薄になって、
 混乱しています。
 だから、暮らしにくい世の中になっているのです。
 「あ・うん」の呼吸という言葉がありますが、ちょっとした
 「思いやり」と「気遣い」が世の中に満ちていけば、穏やかに
 暮らせる社会が実現するはずです」


例えば、こんなことが書かれています。
 ○異常な環境に慣れる、心も異常になる
 ○能力重視のツケが回ってきた社会
 ○人との比較から不幸はじまる
 ○人を喜ばせることが、自分の心を穏やかにする
 ○人の価値はその美学によってきまる
 ○経済理論だけではうまくいかない
 ○富者は仁ならず、仁者は富ならず
 ○やった人にしかわからないことがある


背筋が伸びるようなことが書かれている本です。時々読み返し
自分の生き方の反省をしています。
人としてなくしたくない、大切なことがいっぱい書かれています。
じっくりと読んでみることおすすめします。
この本からのことば 感想 掲載日
「自分に与えられた条件をどのようにしていくか」は、 人間にしかできないことです。 与えられた条件だからしょうがないと決めつけず、 その条件や与えられたもの 鍵山さんは、何かをするときに、 誰かが悲しむことやイヤになることでなく、 世の中を少しでも良くなることを、 誰かを喜ばすことを選んでほしいといっています。 2013-05-24
私は、「一生懸命」ではなく、「一所懸命」という 言葉を多く使っています。 いまでは「一所懸命」と書く人が少なくなりましたが、 私は両者を使い分けたいと思っ おおそうか、確かに「一生懸命」なら辛いけれど、 「一所懸命」ならできそうだ、などと思いました。 そして「一所懸命」の積み重ねが「一生懸命」なのだということも 2013-02-21
人は、保証も約束もないことに取り組んだときに、 はじめてエネルギーがでてきます。 いまの時代は、あらゆることについて、結果が約束されたことや、 未来が保証 人は何か保証や約束があると、例えば、 こうなったらこうする、ここまで保証すると、 確約されてしまうと、ついついそれに安心し甘えて、 それ以上の努力はしなく 2013-02-20

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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