■今日の「おすすめ本」■
2025年4月7日
- タイトル
- その前提が間違いです。
- 著者
- 清水 勝彦
- 出版社
- 講談社 (2007/5/30)
- おすすめ度
※おすすめ度について

経営をミスリードしている「前提」を疑え!
「長期負債がないからいい会社」「株価収益率が低いからお買い得」
「部門間のセクショナリズムが横行し、社内の風通しが悪い」……、
どの前提も大間違いです!!
「ロジカルシンキングを疑え」とありますが、この本はさまざま
な問題に頭を悩ます組織のリーダーにぜひ読んでいただきたいと
思って書きました。
第4章(人を考える「前提」)のまとめから、少し抜粋をしてみます:
「企業は人なり」「最後は人」という言葉とは裏腹に、
「会社は人を経費としてしか見ていない」「会社が信じられない」
という言葉を耳にすることが、最近とみに多くなってきたように
思います。
(中略)
『星の王子様』で有名なサン・テグジュペリには、
次のような言葉があるそうです。
「船を作るのなら、材木の切り方や、鉋のかけ方を教える前に、
海への情熱を伝えよ」
自分の会社の社員に「何をしているか」と聞いてみると
良いかもしれません。
「木を切っている」のか、「船を作っている」のか、
それとも「大航海の準備をしているのか」。
その答えこそが、経営トップの「人へのコミットメント」の
度合いをよく反映しているのではないでしょうか。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「前提」に気づけば「視点」「行動」が変わる。 わかっているはずだけど、 あるいはわかっていなくては困るのに 意外にしっかりと「共有」されていないの | しっかり「前提」を話すこと、「前提」を共有することは、 仕事をする上で、当然ながらとても大事なことだそうです。 しかし日本人は、みんな「もうわかっているはず | 2018-06-05 |
仕事ができないのに、なぜ、 政治にだけはあんなに長けている人物がいるのか… その前提にあるのは、「あんな人が」であり、 その意味で、「自分のほうがもっ | 「とくに能力があるわけでもないのに、権力を持つ人からかわいがれ、 仕事もしないで高い給料をもらっている人が、御社にいますか?」 などというアンケートをとっ | 2018-06-04 |