■今日の「おすすめ本」■
2013年6月7日
- タイトル
- 癒す心、治る心
- 著者
- アンドルー・ワイル
- 出版社
- 角川書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「自発的治癒」について具体例を書いているちょっと専門的な本。
「がんが両肺にいっぱいにひろがり、病院から「打つ手がない」と
いわれた男が自宅で死を迎えるために退院した。半年後、
その男が担当医の診察室に顔をだした。がんは消えていた」
なとどいう「自発的治癒」は相当数あるが、それらを研究した
医学研究者はほとんどいない、ということで、著者が
その実践に取り組み、その研究内容が書いてある本です。
この本の中に「賢い患者の七大戦略」というのが書かれていて、
自発的治癒をした人の考え方を紹介しています。
①否定的見解を認めない
②積極的に助けをもとめる
③治った人を探し出す
④医師との建設的な関係をつくる
⑤人生の大転機を恐れない
⑥病気を貴重な贈り物とみなす
⑦自己受容の精神を養う
これを読むと、別に病気だけに限らず、この考え方は
生きるに必要なことだと感じます。
ちょっと分厚くて、専門的ですが、とてもいい本です。
「自発的治癒」に興味のある方はぜひ、読んでみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「信じなければ、チャンスはない」 | 今の自分にとって、一番大事な言葉かも知れない。何度も、何度も言い聞かせよう。そして、強く思い込もう。自分のことも、自分の力も、選択も、想いもすべて、自分が信じな | 2002-02-10 |